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《水鳥 の 種類》

●羽毛布団に使われる水鳥の種類には、天然保護鳥のアイスランド産 「アイダーダック」 、ハイイロガンを家禽として品種改良された 「ホワイトグース」 ・有色種の 「シルバーグース」 、そしてマガモを家禽として品種改良された 「ダック」 などがあります。

◆世界最高と言われる…「アイダーダック」

《世界の逸品 アイダーダックダウン》

■アイスランド産の アイダーダックダウンは、世界中で絶賛されている最高峰の逸品の羽毛ダウンです。
この鳥は国際保護鳥に指定されていて、アイダーダックより羽毛を採取することはできません。

■アイスランドは、アイダーダックが繁殖の為の環境がよく、また、国を挙げて管理しています。

■アイダーダックダウンの特徴は、羽毛ダウン同志が絡み合う性質があり、それによって安定した空気層が作れるため、 非常に保温性能に優れています。ですからその特徴を生かしたアイダーダックの羽毛布団は 軽く、柔かく、温かい、まさに最高級の羽毛掛け布団になります。
アイスランドに生息するアイダーダック
●上記の写真は、成熟したアイダーダックの雌雄です。左側の白と黒の鳥がオスで、手前右側の茶色系がメスです。

◆自然の育みをいただいた…大地の羽毛

●アイダーダックの羽毛ダウンの採取は、年に一度しかできません。
毎年5月末~6月上旬にかけてのアイダーダックの繁殖期になると、鳥たちは巣へ戻ってきます。
その巣で卵を産み、母鳥は自らの羽毛を巣に植え付け、孵化するまで卵を寒冷や天敵から守ります。
孵化した後、雛鳥と親鳥が巣立った後、人間の手で 巣に残されたアイダーダックのダウン(羽毛)を採取します。

★正に、アイダーダックのダウンは、自然に育まれて いただく羽毛なのです。
抱卵中のメスのアイダーダック

アイダーダックの巣。母鳥が巣に羽毛を植えつけています。

◆アイダーダックの羽毛ダウン

精製された アイスランド産 アイダーダック の ダウン です。

◆羽毛ふとんによく使われる水鳥の羽毛

《 グース と ダック 》

●一般的に羽毛布団に使われる水鳥の種類には、主として 家禽のグースとダックがあります。
写真中央の(青いバケツを挟んだ二羽)左が、グースで、右がダックです。

●グース(鵞鳥・ガチョウ)は、ハイイロガンを家禽をして品種改良し続けて つくられた水鳥が左 の「グース(鵞鳥)」で、ダック(家鴨・アヒル)は、カモを家禽として飼育され 同じく品種改良されて作り出されたのが 右の「ダック」なのです。

●ご覧のように、グースはダックに比べて 体格がとても大きいので、ダウンボールもそれに比例して大きいです。

●ダウンボール(羽毛=ダウンの一つ一つの個体)が大きいと、羽毛布団としては、保温性(空気層を作る事)の働きがとても優れてきますので、グースの羽毛布団はダックの羽毛布団よりも、保温性能に優れた上質な羽毛ダウンと言えます。

●一般的に高級品の価格の高い布団には、グースの羽毛布団が多く、比較的安価な羽毛布団にはダックの羽毛布団が多いのはそのためです。
グースとダックが一緒に並んでいます。
◆羽毛ダウンは、農作物と同じで、飼育の環境・羽毛の採取時期・採取方法・エサの配合と摂取などによっても、同じ水鳥の中でも羽毛の品質に差はあります。
◆均一的に優れた羽毛ダウンをいかに確保するか!と言うことがとても難しく、現地へ赴き、自分の目で確かめることがとても重要だと実感しています。

●ダウンとフェザーの違い

●水鳥の羽毛は、進化の過程で皮膚が変化したもので、哺乳類の体毛にあたり、大きく分けてダウンとフェザーの2種類があります。

■ダウン:羽軸を持たない羽毛で通称「ダウン」と呼ばれ、形状としては、元羽軸より放射線状に羽枝と小羽軸が伸びて、タンポポの綿毛によく似ています。

■フェザー:ダウンを覆うように外側に生えて、水鳥の上着にあたります。形状は、表面より裏面に向けて羽軸があり、その両側に柔らかな羽枝があり、その左右に小羽枝が生えています。

 
羽根:フェザー
左:ダウン 右:スモールフェザー

●羽毛ダウンの性能の違い

●羽毛ダウンは、水鳥の種類や固体別・飼育条件・採取時期などによって、羽毛のダウンボールの大きさや羽毛の性能(かさ高性)が違います。下の写真に並べた容器には、各15gづつの羽毛が入れてあります。これでお分かりかと思いますが、かさ高性能が高い羽毛ダウンの場合には、羽毛の入れる量が違ってきます。

例えば、一番右のポーランド産マザーグース「スーペリア」ダウン率98%の羽毛ですと、シングルサイズの場合に入れる羽毛の量は、800~1,000gで冬用羽毛布団としてお使いいただけますが、左端のフランス産ホワイトダック90%の場合では、シングルサイズで1,400~1,500gは入れないと冬用としては使えません。

●羽毛布団の長所は、軽くて、暖かいと言うところにありますので、羽毛ダウンの大きくて、かさ高性能の高い羽毛が高品質と言える理由です。
この容器には各15gづつ羽毛を入れています。
写真左から、フランス産ホワイトダック、中国産ホルトバギーグース、中国産ライオンヘッドグース、ポーランド産「コウダ種」ホワイトグース、ポーランド産マザーグース、ハンガリー産「リピッチュ種」マザーグース、ポランド産「スーペリア」マザーグース

◆いろいろなグース(鵞鳥)の種類

●水鳥のグースもダックも、基本的に 食用として飼育されており、羽毛はその副産物として採取されるものなのです。

●水鳥の中には、若鳥の内に採取されるものもあれば、母鳥として 翌年グースを生むためのマザーグースとして育てられる親鳥のマザーグースや、有色種のシルバーグースなどがあります。

◆マザーグース

●マザーグースは、名のとおり、次世代のグースを生むための親鳥たちです。

●繁殖用として成熟した、優れた体格を有し、かつ健康体の選りすぐられたグースだけが 「マザーグース」となります。

●したがって、これらから採取された羽毛(ダウンボール)は、グースの中でも一段と大きく コシがあり、 とても保温性に優れた 羽毛布団になります。
マザーグース
マザーグースのダウン

◆ホワイトグース

●上質な羽毛ふとんに使われている「ホワイトグース」の羽毛ダウンは、ヨーロッパの主要産出国などで多く飼育されている水鳥です。

●当社は、主に ポーランドやハンガリーなどのより優れた飼育環境の整った水鳥農場で飼育されているグースから産出される羽毛ダウンのみを仕入れています。
ホワイトグース

◆ホワイトグースの羽毛ダウン

ホワイトグースのダウン

◆シルバーグース

●下の写真の鳥は、ハンガリー産の「シルバーグース」と呼ばれる、有色種のグース(鵞鳥)です。
シルバーグースの羽毛ダウンには、とても強いコシがあることで有名で、そのために、とても保温性能に優れています。
ハンガリーのシルバーグース鵞鳥

◆シルバーグースの羽毛ダウン

ハンガリーのシルバーグース鵞鳥の羽毛ダウン
シルバーグースのダウンは少しグレイ色をしています。
ホワイトグースと比較してみました。少しグレイ色に見える(左)のが シルバーグースのダウンです。

◆ホワイトダック

ホワイトダックの農場風景

ホワイトダック

◆グースとダックの羽毛ダウンの大きさ

左から・・・マザーグースの羽毛ダウン 、 グースの羽毛ダウン 、 ダックの羽毛ダウン

◆世界の羽毛市場の動向についてご報告

《世界の羽毛原料の状況 》
 

近頃、新聞紙上に掲載されてご存知の方も多いかと思いますが、2~3年程前より 世界的な羽毛原料の不足により、羽毛原料の高騰が続いております。

この厳しい近年の状況を 皆様により広くご理解を頂くために、世界の羽毛原料の状況を ご報告させていただきます。

まず、羽毛原料の供給面において、人々の食生活の変化と水鳥の飼育環境の変化 が上げられます。

 第一に、食生活の変化におきましては、グース・ダックの食肉の需要の減少が年々下降し続け(ヘルシーな鶏肉への移行)、それによって、水鳥の飼育数量の減少、追手は、羽毛原料生産量の減少となってきています。

つぎに、水鳥の飼育環境の変化とは、特に、良質の羽毛原料を採取する為の方法で、水鳥を殺さずに羽毛だけを採取する「ハンドピック」による羽毛採取が禁止となり、これによって羽毛の最大採取量が極端に減少となりました。

更に、飼料の値上げなどから、飼育経費が増加した為に、通常グースの飼育には、収穫まで最短で7ヶ月もかかるリスクと、3K(きつい・汚い・危険)の厳しい職種による 後継者の不足も重なり、年々減少となってきています。

また、消費(需要)の面では、今まで生産国であった中国や東欧などの国々の生活水準が上がり、これらの国々が生産国から消費国へと移行しつつあるために羽毛の需要が拡大してきているのも この問題に拍車がかかっています。

これら多数の要因によって今後もさらに羽毛原料の高騰が続くものと思われます。

当社としましては、世界の羽毛原産地の状況を逐一把握しながら、品質重視の姿勢で羽毛確保をしていく所存です。が、今後、上質の羽毛原料を確保していく上で 、従来の羽毛原料の変更を余儀なくされる場面もでてきそうです。

この状況を皆様にお伝えすると同時に、皆様のご理解とご了承をお願いしたく、ここにご報告をさせていただきました。

今後とも当社は羽毛原料の生産や流通の現況をより確実につかみ、高品質の羽毛原料の確保に勤めて参る所存でございます。

どうぞよろしく お願い申し上げます。


  平成25年8月 1日            羽毛ふとん専門工房/グートン 出口 雅昭

●羽毛布団のことなら 羽毛ふとん専門工房/グートンにお任せください。

●羽毛布団専門店の「羽毛ふとん専門工房/グートン」は、皆様により快適にお使い頂ける羽毛布団を自社にて製造・販売しております。

取扱い羽毛布団は、「逸品」アイダーダック、スーペリアマザーグース、最高品質マザーグース羽毛布団高品質ホワイトグース羽毛布団、厳選された普及品ホワイトグース羽毛布団等、サイズ別・仕様別の羽毛布団を揃えております。
また、規格サイズ以外の
ご要望が多いロングロングサイズ丈長230cm超丈長250cm・幅の広いワイドキングサイズ等、お客様のご希望でオーダーメイド(別注)羽毛布団もお作りいたします。

●さらに、ご購入後の羽毛布団につきましては、補修・メンテナンス、長年お使い後は羽毛布団のリフォームまで、自社羽毛工房にてご用命いただけます。
羽毛布団のリフォームでは、羽毛の診断をし羽毛の状態に合わせてプレミアム コーススチーム・除塵コース側生地のみ交換コースをご提案いたします。
どうぞ
羽毛布団のことなら 何でもお気軽にご相談ください。
羽毛ふとん専門工房の出口雅昭です。お気軽にお尋ねください。
羽毛ふとん専門工房/グートン
代表 出口雅昭
羽毛製品アドバイザー
ダウンプロフェッサー
 

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