・羽毛布団をリフォームされる理由は? | |
東京都足立区より「12年ほど使っている羽毛布団をリフォームしてほしい。」とお電話をいただきました。 羽毛布団の詳細は、IDC大塚家具のダウナシリーズの羽毛布団です。サイズはシングル。 「これは他の持ってる羽毛布団と違ってフカフカで軽いので気に入っているけども、最近布団自体がスカスカになってきたので、元のように戻してほしいのですが…⁉」とのご相談でした。 羽毛布団の状態をお聞きすると、四つ折りにして25cmの高さとの事でした。 まずは、「羽毛布団の診断」から始めさせていただく事をご了解いただき、お客様送料ご負担をご了解の上で送って頂きました。 |
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・羽毛布団の診断結果は? | |
ご使用年数は12年、品質ラベルを確認しますと、ポーランド産ホワイトグース ダウン95%、羽毛量は600g入りと表示してありました。 600gでは冬用として羽毛量は少ないので、四つ折りの高さが25cmは納得出来ました。 診断用に少量の羽毛サンプルを取り出してチェックです。 羽毛ダウンは、上質なホワイトグースダウンで傷みは未だ少ない状態ですが、少しピリング状になっているために、カサも低くなったように思われます。 診断結果は、リフォームは充分にお奨め出来る状態ですので、次のお布団をどの様にされるかをお客様とご相談させていただく事にしました。 |
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・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか? | |
このダウナの使用スペックは、側生地はソフトで超軽量のエジプト綿の平織です。 キルト縫製は4x5の20マスで・マチ高さ10cmと600gの羽毛量ではとても容量の高いキルト縫製です。 羽毛はポーランド産ホワイトグース95%で上質です。 お客様とご相談の結果、まずは羽毛の洗浄をして、再生されて残った羽毛量が確定した後、どの様な羽毛布団に仕上げるかお決め頂く事になりました。 新しい側生地は今と同じ平織り(バチスト)で軽量の「グランタリム」94g/㎡にして頂くことに、そのキルト縫製は今より一マスづつ多くして5x6マス(片寄りが起こりにくい為に)、マチ高さは今と同じ10cmに致しました。 補充する羽毛は今と同ランクのポーランド産ホワイトグースで最終の羽毛量は800gで仕上げる事になりました。 |
・今回のリフォームのコースは | |
・プレミアム コース 「プレミアム ダウンウォッシュ仕上げ」 ※羽毛布団を解体して中の羽毛を取り出して、先ず、傷んで壊れた羽毛を取り除き、そして、羽毛を直接温水で洗浄して羽毛を蘇らせて、新しい側生地に入れて仕立て上げるリフォーム加工です。 |
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・今回のリフォーム価格の詳細 | |
ダウナのシングル羽毛布団をリフォーム ・羽毛布団の解体費:シングル¥2700、 ・羽毛洗浄費:1.6kgまで¥9000、 ・新調の側生地:シングル 80番手平織¥14800、 ・羽毛の充填加工費:シングル¥2700、 ・足し羽毛:330g ポーランド産コウダ種ホワイトグース@¥6500x3.3=¥21450、 ■合計金額は、¥50,650.-(税別)となりました。 |
■リフォームが初めての方は、こちらをご参照ください。
■羽毛布団の診断は、こちらをご参照ください。
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