・羽毛布団をリフォームされる理由は? | |
神奈川県横浜市よりお電話で「羽毛布団が破れて羽毛がカバーの中で一杯になっていて困っているのですが直りますでしょうか?」とご相談を頂きました。 「羽毛布団の破れている部分が一箇所で5cm位まででしたら補修布を貼って直せますが、長年使用されていて生地の傷みから破れたりした場合には、リフォーム加工を施して、新しい側生地で仕立てるリフォームにされた方が良いです。」とお答えさせていただきました。 使用年数も17年との事でしたのでリフォームをすることになりました。 そして、リフォームのお見積りをする為に羽毛布団のサイズや中の羽毛の種類と充填量をお聞きしましたが「掛カバーが開けられない状態でサイズも品質表示ラベルも見れないので分かりません。」とお困りでしたので、「梱包キット」と生地サンプルをお届けして、掛カバーを掛けた状態で羽毛布団を送って頂きました。こちらで羽毛ふとんの診断をする時にカバーを外して掛カバーはお返しする事になりました。 |
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・羽毛布団の診断結果は? | |
届いた羽毛布団の状態は、ご覧の様にカバーの中で羽毛で一杯になっていました。 サイズや羽毛の種類などは品質表示ラベルで確認をしました。 良品計画さんの羽毛布団で、ダブルサイズ190x210cmで羽毛はダウン率93%で1.5kg入りです。 側生地は綿素材100%でキルト縫製は4x4,5x5のツインキルト縫製仕上げの羽毛布団です。 羽毛の傷み度は毛玉も少なく未だ充分にリフォームが出来る状態の羽毛でした。 この診断結果を連絡してリフォームをされる事になりましたが、生地とキルト縫製は、主人に相談してから決めたいとの事で先に羽毛を洗浄加工をすることになりました。 |
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・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか? | |
洗浄後の羽毛量が1.26kgと確定してお客さまへご報告し、ダブルサイズ190x210cmで補充羽毛はホワイトグースダウン90%を340gを足して1,600g入りに仕上げることになりました。 新しい側生地は80番手サテン地を選ばれてキルト縫製は元の2層式ツインキルト縫製「4x4・5x5」にして仕上げました。 |
・今回のリフォームのコースは | |
・プレミアム コース 「プレミアム ダウンウォッシュ仕上げ」 ■加工方法:羽毛布団をまず先に羽毛布団を解体して中の羽毛を取り出して、その羽毛を温水と洗剤で直接洗浄して、洗浄後に羽毛に除塵及び乾燥加工を施して、新しい側生地にその再生された羽毛を入れて仕上げる加工です。 また、リフォームをすることでサイズの変更や仕様の変更・枚数の増減なども出来ます。 羽毛の量が足らない場合は、羽毛の種類と羽毛量を選んでいただき仕上げます。 |
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・今回のリフォーム価格の詳細 | |
同じ仕様のダブルサイズにリフォーム ・羽毛布団の解体費:ダブル¥3,850 ・羽毛洗浄費:1.5kgまで ¥11,000 ・新調の側生地:80番手サテン地 ツインキルト縫製¥37,290 ・羽毛の充填加工費:ダブル¥4,400 ・足し羽毛:ホワイトグースダウン90%を340g足して@¥3850x3.4=¥13,090 ■合計金額は、¥69,630.-(税込)となりました。 |
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・その他 | |
生地が破れても羽毛が吹き出しても、リフォームする事で新品同様に生まれ変わります。
生地を引っ掛けて破ったり、掛け布団カバーの中で羽毛が溢れてしまった場合はリフォームをご検討ください。羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
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羽毛ふとん専門工房 / グートン
スタッフ一同