リフォーム前
・羽毛布団をリフォームされる理由は?
千葉県柏市にお住いのA様より当社のホームページを見られて羽毛布団リフォームのご相談をいただきました。

この方のお悩みの理由は「肌掛け布団のリフォームをしたくてあちこちのお店に尋ねたのですが、肌掛け布団のリフォームをしてくれるところがなかなか無くて、一部の店で肌掛け布団のリフォームが出来るところもあったのですが、この肌掛け布団と同じ様なお布団にしたいので同じキルトに仕上げることは出来ますか?」とお聞きしたら、「それは難しいですね⁉」と断られるばかりで、色々とインターネットで調べていたらグートンさんを見つけてここなら出来るかも…⁉」と思い連絡をしました。」との事でした。

この肌掛け布団のキルト縫製「6x9マス」が当社とのリフォーム相談が始まりました。


シングルサイズの羽毛肌掛け布団は通常4x5マスや5x6マスなどが多く、6x9マス仕上げのお布団はあまり見られませんが、当社の返答はもちろん「お客様の希望とおりオーダーリフォームが出来ますので、その肌掛け布団仕様を確認させていただいて、ご希望のキルト縫製で仕上げる事が出来ます!」と返事をお返しをしましたら、お客様はとても喜ばれてその他家にあるお布団のご相談もついでにいただきました。

今、家にお布団が8枚ありそれぞれ使用年数や傷み具合も分からないとの事で、とりあえずすべての羽毛布団を送っていただいて、当社で羽毛布団を診断してこの中でどの羽毛布団がリフォーム出来るのか、出来ないのか…⁉を確認させていただいてから、お客様がどの様な羽毛布団を希望されるのか⁉考えられたらいかがでしょうか!とお答えさせていただきました。

すると、「家にある羽毛布団を断捨離することも考えていたので是非お願いします!」とご依頼をいただきました。
・羽毛布団の診断結果は?
送っていただいた羽毛布団は冬用布団が4枚と肌掛け用布団4枚の合計8枚です。
早速に診断に掛からせていただきました。

まず、キルト縫製が額縁スタイルの冬用布団が2枚はもう40年前の羽毛布団です。
その中で黄色い布団はダウン率が低く、多分ダウン率は60~70%くらいのグレイダックダウンが使用されているお布団でした。
品質表示ラベルが付いていないのではっきりとは言えませんがスモールフェザーが目立ちダウン率が低いのでこれはリフォーム不可としました。


次に、赤い布団も品質表示ラベルはありませんが、羽毛はホワイトダックダウンで中に少し毛玉は有りますが、その他は通常の傷み具合で傷み度Cとしてリフォーム可と診断しました。


もう2枚の泰道リビングさんと昭和西川さんの羽毛布団は、お布団自体に未だ膨らみもあり四つ折りにして約40cm程あり、中綿の羽毛の状態も良くダウン率も95%と品質も良く羽毛の傷み度はCBとBランクとはリフォーム可能と診断しました。

次に、肌掛け羽毛布団4枚を診断しました。
厚手の羽毛布団より薄い夏用肌掛け布団は、羽毛と生地との摩擦や汗や油脂分などで羽毛の傷みが多い場合が多くこれらもそれ相応に傷んでました。
お気に入りの肌掛け布団の仕様は、側生地は綿100%のサテン織生地が使われており、キルト縫製は6x9マス・直縫いで、羽毛量400g入りの羽毛布団でした。

これらの診断の結果、4枚中3枚がリフォーム不可と診断されて1枚のみがリフォーム可としました。
この結果をお客様へ報告をして相談をさせていただきました。
・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか?
最終的に冬用羽毛布団3枚と肌掛け布団1枚をリフォームして、シングルサイズの冬用羽毛布団2枚とシングルサイズの肌掛け羽毛布団を2枚に仕上げる事になりました。

このうち冬用布団の傷み度が少ない昭和西川と泰道リビングの2枚を一緒に洗浄し、そして赤い色の冬用1枚と肌掛け1枚の2枚とを一緒に洗浄することになり、それぞれ洗浄後の羽毛量は2.21Kgと1.62Kgが再生されました。

傷みが少なかった冬用2枚分2.21Kgからシングルの冬用布団2枚各1.3Kg入りで、足らない羽毛はもう一つの再生羽毛から補充し、シングルの肌掛け布団2枚は各400g入りで仕上げました。
余った羽毛は処分することになりました。

新しい側生地は綿100%の80番手生地を選ばれたのですが、サテン織と平織のどちらにするのか悩まれて「両方とも使ってみたいな!」となり各1枚づつの生地で作ることになりました。

これでシングルサイズの冬用羽毛布団2枚と肌掛け羽毛布団2枚「6x9マスで」を作ることになりました。
リフォーム後
【リフォーム内容の詳細】2026年  8月 29日
 
・今回のリフォームのコース
プレミアム コース
「プレミアム ダウンウォッシュ仕上げ」

■加工方法
まず、羽毛布団を解体して中の羽毛を取り出します。
次に、羽毛を温水と洗剤で直接洗浄し、高温で一気に乾燥して羽毛の膨らむ力を再生します。
再生した羽毛を新しい生地に吹き込んで仕上げることで、新品同様に復活します。
※仕上げはサイズ変更・厚み変更・枚数の増減など、ご希望の内容で仕上げます。
 
・今回のリフォーム価格の詳細
リフォーム内容 8枚の羽毛布団より羽毛の状態の良い布団を診断してシングル冬用2枚とシングル肌掛け用2枚の4枚にリフォーム
解体費 シングル @¥3300x4枚=13,200円
仕上げ代 シングル @¥3300x4枚=13,200円
羽毛の洗浄費 2つに分けて3.0kgまで22,000円+2.0Kgまで15,400円
生地代 80番手サテン地 シングル(冬用と肌掛け用共)@¥23,760x2枚=47,520円
80番手平織地 シングル(冬用と肌掛け用共)@¥22,220x2枚=44,440円
足し羽毛代 無し
合計金額 155,760円(税込)
・その他
冬用羽毛布団として羽毛量1,300g入りで仕上げたシングルサイズの羽毛布団2枚。


シングルサイズの肌掛け布団を、お客様ご希望の6x9マスのキルト縫製で仕上げたお布団2枚。


これがシングルサイズ150x210cmで6x9マス・羽毛量400g入りで仕立て上げた肌掛けふとんです。
 

このたびは、羽毛布団リフォームのご依頼いただき、誠にありがとうございました。
羽毛布団のことならお気軽にご相談ください。

羽毛ふとん専門工房 グートン

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