リフォーム前
「羽毛布団の診断をしてほしい」とご連絡をいただいて羽毛布団を送って頂きました。
梱包を解いて早々に「羽毛布団の診断」に掛からせていただきましたが、羽毛布団の使用年数が長く、羽毛布団特有の丸みのある膨らみが無く、羽毛布団を四つ折りにした状態で羽毛布団の高さは15cm程度と低くい結果でした。

羽毛布団から中綿の羽毛ダウンを一部取り出して、ボトルに入れて検品をしましたが、羽毛同士の絡まったピーリング状態が多く見られ、羽毛ダウンから毛切れしたファイバーも多く見られて粉状が進んでいました。

羽毛布団のリフォームでは、側生地がいくら破れていても、傷んでいても、すべて新しい側生地に交換して羽毛ダウンを入れ替えますので大丈夫なのですが、羽毛ダウンの傷みが多くて壊れてしまった場合には、リフォーム加工でいくら除塵加工や温水と洗剤で羽毛を洗浄しても、羽毛ダウンの再生は出来ません。

今回は、お客様へ羽毛布団の状態をご報告して、残念ながら「処分」と言うことになりました。
リフォーム後


リフォームが出来なかった羽毛布団
 

■全ての羽毛布団がリフォーム出来るとは限りません。

「羽毛布団がリフォーム出来ない」と言うのは2通りの意味がございます。

1つは、元々の羽毛の品質が低い(ダウン率がダウン80%以下)場合です。
この場合、フェザー20%以上となり、フェザー(羽根)は洗浄しても再生する事が出来ない為にダウン率の低い羽毛はリフォームをお受けすることが出来ません。

また、ダウン率が80%未満の羽毛布団は、リフォームの加工費を掛けて羽毛布団をリフォームしても同品質の羽毛布団に買い替える以上に費用が掛かってしまい、リフォームをする価値が少なく買い替えの方がお得な場合がほとんどです。

2つ目は、羽毛ふとんの中の羽毛の傷み具合が多くリフォームをオススメ出来ない場合です。

この場合は、リフォーム加工「羽毛を直接洗浄・乾燥・除塵」しても、壊れてしまった羽毛は保温性のあるダウンによみがえらすことが出来ません

もし、この羽毛でリフォームして仕上がりの羽毛布団を仕上げても、暖かく無かったり、すぐにまたヘタってしまう可能性が高く、快適に使うことの出来る羽毛ふとんに仕上がりません。

その為、当店ではどの様な羽毛ふとんも必ず「羽毛ふとんの診断」羽毛の状態(傷み具合)を診断した上で、リフォームをオススメできるかどうかを判断しています。

但し、想い出のある羽毛布団や形見のお布団でどうしても残したい羽毛布団の場合は、お客様へご相談・ご了承の上でリフォームをさせて頂きます。
お気軽にお尋ねください!
 

■自宅で出来る「かんたんな羽毛布団の診断方法」

3-POINT

①.羽毛布団の高さが30cm以上の高さがあること。

冬用の羽毛布団の場合は、羽毛布団を四つ折り(四つ畳み)にして、上から押さえずに羽毛布団の高さが30cm以上の高さ厚みがありましたらリフォームが出来る可能性が高いです。

注:この簡易診断は、通常の冬掛け使用の布団です。
少し薄い目の羽毛布団や合い掛け用・肌掛け用の場合、また、アイダーダック羽毛布団は診断基準が異なります。


●左の羽毛布団はリフォームが出来ません。
●右の羽毛布団はリフォームをお薦め出来ます。

②.品質ラベルを確認する

羽毛のダウン率:ダウン率80%以上であること



③.使用年数及びご購入年数の確認

羽毛布団の使用年数・ご購入が10~12年くらいでリフォームされるのが理想です。
20~30年を超えると羽毛の傷みが多くなりお薦めが出来ない場合が多くあります。



以上、の3ポイントをチェックして見てください。

もし、分からない場合はお電話メール公式ラインアカウントなどで当店までお気軽にご相談くださいませ。

■羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
お気軽にご連絡ください。​


 桜木由美子です。


 出口直次郎です。

ラインからのご相談を承っております。ご利用くださいませ。




「皆様からのご連絡を 心より待ちいたしております!」

 羽毛ふとん専門工房 グートン スタッフ一同

■お買い替えをされる場合にご参考ください。当社製造の羽毛布団をご紹介しています。
 

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