リフォーム前
・羽毛布団をリフォームされる理由は?
滋賀県 彦根市より「初めまして、羽毛布団を使用して、10年以上になりますが、最近、羽毛が出てくるようになってきました、実は、購入してすぐに、電気ストーブで側生地を焦がしてしまい、自分でジーパンの生地を縫って、羽毛が出てくるのを止めていましたが、フトンカバーを交換するときなどに、ちらほら羽毛が出てきているのを確認できるようになってきました、そこで、リフォームを実地したいと思っていますが、羽毛の種類、側生地等の種類が多くてわかりません、今の布団に入っているような羽毛と側生地を選びたいと思いますので、見積もりをお願いしたいと思います、リフォーム希望の羽毛布団の画像も送らせて頂きたいと思っています、よろしくお願いいたします。」と、羽毛布団リフォーム依頼のメールをいただきました。
・羽毛布団の診断結果は?
使用年数は15年とのでしたが、元々の羽毛は、ダウン率が70%と表記があり、少し羽毛サンプルを取り出して診断をしましたが、傷みが多くてファイバーと毛玉が目立つ状態で、羽毛傷み度「DEランク」と診断しました。
この様な状態の羽毛では羽毛の復元が難しくて、リフォームをされてもお客様に慶んでいただける様な羽毛布団には仕上がりません。なので「リフォーム不可」と判断をしました。
・羽毛布団をリフォームして どの様な羽毛布団に仕上げますか?
羽毛の診断結果内容をご報告をして「この様な場合は、リフォームをされるよりも羽毛布団は買い替えをお考えになられた方がお得です。」と、ご提案をさせて頂きました。T様はご納得をされて当店で新しい羽毛布団を買い替えなさることになりました。
リフォーム後
羽毛布団のリフォームが出来なくて、お買い替えになられた羽毛布団

《ご購入の羽毛布団の詳細》
★プレミアムクラスの羽毛布団
サイズ:150x210cm
側生地:マハール 100番手平織り超長綿
キルト縫製:エレガントキルト
羽毛の種類:中国 吉林省 マザーグース ダウン95%
充填量:1,000g
ご購入金額:¥98,000.-(税込価格)
 

 この度は、当店の羽毛布団をご購入頂き、誠にありがとうございました。
お買上げ後のメンテナンス等につきましても充分対応をさせて頂けます。
今後とも、お気軽にお問合せくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

 羽毛ふとん専門工房/グートン
※事例に掲載されている価格は以前のものであり、現在は見直しが行われている場合がございます。
最新の価格情報をお求めの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 
【リフォームが出来なかった羽毛布団】
 

全ての羽毛布団がリフォーム出来るとは限りません。

羽毛布団は「リフォーム自体が不可」の場合と、「リフォームをお勧めできない」場合の2通りがございます。

■リフォーム自体が不可な場合
ダウン70%以下の場合、フェザー30%以上となります。
フェザー(羽根)は洗浄しても再生する事が出来ない為、ダウン率が70%以下の羽毛はリフォームをお受けすることが出来ません。

また、ダウン率が70%以下の羽毛布団は、同品質の羽毛布団を購入する方がリフォーム料金よりもお得な場合がほとんどです。

■リフォームをお勧めできない場合
ダウン80%以上の羽毛布団でも、羽毛が酷く傷んでしまっている場合はリフォームをお勧めしておりません。
羽毛が酷く傷んでしまっている場合は、リフォームで洗浄しても保温性のあるダウンに再生できません。
ダウンに膨らむ力が無いと、せっかくリフォームしてもすぐにヘタって快適性を損なってしまいます。

その為、羽毛が再生できないほど傷んでしまっている場合は、リフォームをお勧めしておりません。
リフォーム金額と仕上がりの羽毛布団の質を考慮すると、買い換えの方がお勧めとなります。

ただし、想い出のある羽毛布団や形見の羽毛布団でどうしても残して使いたい羽毛布団の場合は、お客様へご相談・ご了承の上でリフォームをさせて頂きます。
どうぞお気軽にお尋ねください!
グートンでは、羽毛布団の無料診断を行っています。
 
  • 表示が消えてしまっている
  • 古くて何年使用か分からない
  • 生地が破れて表示が読めない
こんな場合は、是非「羽毛布団の無料診断」サービスをご利用ください。

 


■自宅で出来る「かんたんな羽毛布団の診断方法」

①4つ折りにして厚み(高さ)が35cm以上の高さがある
(冬用の羽毛布団の場合)

羽毛布団を4つ折りにして、上から押さえずに羽毛布団の高さが35cm以上の高さ厚みがあると中の羽毛が再生できる可能性が高いです。
春秋用合掛けや夏用肌掛け、またアイダーダック羽毛布団は診断基準が異なります。




ダウン80%以上の羽毛
(羽毛布団のサイドにあるラベル(品質表示ラベル)に記載されています)



③使用年数及び購入年数の確認

羽毛布団は10~12年くらいでリフォームするのが理想です。
15年を超えると羽毛が傷みすぎてしまい、お勧めできない場合があります。

羽毛が傷みすぎて粉々になった状態

以上、の3ポイントをチェックしてみてください。
 

羽毛布団リフォームのことなら、羽毛診断士ダウンプロフェッサーのスタッフがご相談を承ります。
お気軽にご連絡ください。​







LINEからのご相談も承っております。ご利用くださいませ。





「皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております!」

羽毛ふとん専門工房 / グートン
スタッフ一同


「リフォームが出来ない」 のその他の事例